薬剤師と基準薬局の定義

基準薬局とは、日本薬剤師会がかかりつけ薬局としてお客さんに勧められる薬局をわかりやすく示したもので、一定の基準をクリアしていないと、基準薬局とはなれません。

その基準とは、基本項目と呼ばれるものと基準薬局として持つべき機能と呼ばれる項目の、併せて39項目をクリアした薬局のことで、どの医療機関の処方箋でも薬剤師が責任持って調剤することや、処方箋の中身などを記録した薬歴カードを作成することなどがあります。

この日本薬剤師会の基準薬局を日本に多く整備することで、薬のことを安心して任せられる薬局を増やそうという狙いがあります。

基準薬局では、もし医薬品が在庫にない場合でも、薬がそろい次第患者さんの自宅まで届けたり、夜間や在宅の調剤も薬剤師が受け付けたりしています。

さらに地域の福祉・保健衛生にも貢献し、薬剤師は講習会や研修会へも積極的に出席するように定められています。

このような基準薬局の制度は、薬局関連の店舗などが増えていることで、薬に対する相談や自分の薬の状態について理解してもらっている人がいないという状況の中では、以前にあった個人の薬剤師が開いた町の薬局に近いものがあり、非常に患者さんにとってはありがたいものとなっています。

なお、2007年には基準薬局の基準が見直され、30項目の基準を満たした薬局で、大まかな内容としては、保険調剤に関すること、薬局の体制整備に関すること、一般用医薬品の供給に関すること、地域貢献、薬剤師、その他の6点に整理されました。

またこの見直しは、2006年に行なわれた改正医療法を踏まえたものとなっています。

そして、この新たな基準によって基準薬局となった薬局は、2009年6月現在で全国に約16,100箇所あります。

今後はさらに増えていくと思われます。

薬剤師転職「病院の仕事」

2011年11月11日 |

カテゴリ:薬剤師


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